「この世には永遠も絶対もないんだ」
物語が進み、登場者たちの【罪を犯し、罰が与えられ】繋がっていきます。
新約聖書『ヨハネによる福音書』にイエスの言葉がある
「一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、いつまでたっても一粒のままだ。
しかし、死ねば、やがて多くの実を結ぶ。
自分の命を愛する者はこれを失う。
この世において自分の命を憎む者は、
それを失うどころか、かえって永遠の命を持つことになる」
麦は土に埋もれ、いずれ地に豊かな実をもたらす。
ちょっと変な文章だと思う。
自分の命を憎む者…? 殉死? 命を差し出す者? とは違うの???
ボクは一粒の麦が芽を出すにあたって、
その間に「死」があるとは全く思っていなかった。
その前に一粒の麦が育った根・茎・花の「死」があったことは
わかるが…